今年もハロプロ楽曲大賞の季節がやってまいりました。
2013年/2014年/2015年/2016年/2017年/2018年/スマアン2009-2019に引き続き今回も自分の投票内容をブログに書くよ。お暇なら過去分もみてね。
楽曲大賞の公式サイトはこちら。12/11いっぱい投票可。
→ 第18回ハロプロ楽曲大賞'19
以下のものと次点以降の数曲を動画と一緒にずらずらと書いてみました。
舞台曲とアルバム曲のほとんどに公式動画がないのが残念。でも聴いたことのない曲は是非一回聴いて欲しい。
楽曲部門:自分の好きな5曲 計10pts.
MV部門:自分の好きな3曲 計6pts.
推しメン部門:自分の好きな1名
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楽曲部門
1位. BEYOOOOONDS : ニッポンノD・N・A! (3 pts.)
1億2600万人のジャパニーズに贈るうた。Aメロから結構リズムを刻みながら何だかんだやかましく言ってくるクセにサビは勢いだけで何も意味のあることは言わないという "Don't think, Feel." な構成。各パートでそれぞれの声が活かされているが特に「流浪の民」の平井さん、「漁るトレンドアプデにアップアップ」の岡村さん、「覚醒しろ無敵の民」の里吉さんと小林さんの声が気持ちいい。BEYOOOOONDSが予感させる「明るい未来」と、楽曲のキャッチーな音とリズムがうまく融合した良曲。
2位. つばきファクトリー : ふわり、恋時計 (2.5 pts.)
ピアノとストリングスと「チン」が綺麗な楽曲。各フレーズの「入り」と「抜き」の歌唱が丁寧。全体的にパステルカラーの声に包まれた楽曲の中で、00:55小片さんの「だけど怖くて」はそこだけ彩度が高く生々しくてドキッとする。「~自鳴琴なの~」「恋時計チクタク~」の特徴的なフレーズは歌う人が入れ替わるのでそれぞれの声質や歌い方の違いも楽しめる。
3位. つばきファクトリー : 時空の彼方から来た少女 (2 pts.)
演劇女子部「遙かなる時空の中で6 外伝 ~黄昏ノ仮面~」のエンディングテーマ。単身で八葉たち+白龍の神子に匹敵する力を持つ黒龍の神子・高塚梓(小片さん)が一番高いところに立ってその下で八葉たちが歌うフォーメーション。エキゾチックなイントロで始まり安定した歌唱の岸本さんによる歌い出しから他の八葉たちが歌い継いで1:34でようやくヒロイン小片さんの歌唱がドーン。楽曲「文屋と少年」では危うい歌唱であった谷本さんはこの楽曲のユニゾン(1:11とか3:15周辺とか)ではいい仕事してる。終盤では岸本さんと小片さんの掛け合いやハモも楽しめる。「嗚呼、黒い蝶よ」のフレーズも印象的。舞台では歌唱中に慈母の表情で右下左下の八葉たちを見おろす黒龍の神子にグッとくる。
4位. BEYOOOOONDS : 文化祭実行委員長の恋 (1.5 pts.)
眼鏡の男の子同様、小芝居から入る楽曲。「職権濫用!公私混同!」のリズムと「ウォイ!」のコーラスが大好き。ある種キワモノのはずなのだけれど何度聞いても飽きないし、楽曲の構成自体も良くできてる。女装コンテストについてはそれなりに描写してるけど肝心の文化祭実行委員長と眼鏡の男の子の恋愛的なやりとりはほとんどないまま「そんなこんなでめでたく彼女になりました」って雑に結末に持ってくのも好き。
5位. アンジュルム : 赤いイヤホン (1 pts.)
至る所でギュイーンギュイーンいわしてる強い女性のうた。表現しがたい電子音が多用されててノリノリな楽曲。低めの歌唱が多いなかで船木さん勝田さん上國料さんの声の表情が豊か。
6位以降
6-10位
- BEYOOOOONDS : 眼鏡の男の子
- 「あ、さてさて」から始まるBEYOOOOONDSの歴史の幕開け。小芝居から始まるクセに何だかんだで正統な楽曲であると思わせてくる説得力がすごい。「メーガーネー、スーテーキー」。
- こぶしファクトリー : ハルウララ
- モーニング娘。'19 : 人生Blues
- 何やら軽快な音楽にグネグネした歌唱を載せてくる変態曲。ちょっとしたエレクトリカルパレードをしそうなパートが逆に不穏。「ッヘイ!、ッヘイ!」。
- カントリー・ガールズ : One Summer Night ~真夏の決心~
- 素直なメロディー、真摯な歌声、印象的なサクソフォン。嗣永さん稲場さん島村さん梁川さん込みのバージョンが欲しい。
- BEYOOOOONDS : 元年バンジージャンプ
- 「顔面バンジージャンプ」と聞き間違えることでお馴染みの楽曲。軽快なオケに「女の子たちの可愛らしい声」が存分に活用されてる。「だって元年なんだもん」「度胸試しだビヨーンビヨーン」「新たな君へリボーンリボーン」などのノリのいいフレーズがやけに耳に残る。
11-20位
- Juice=Juice : 永遠に君を想う
- Juice=Juice : 希望の惑星 (動画)
- Juice=Juice : 「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?
- AメロBメロでの独特な抑揚からサビへの移行がスカッとする。やはり初期バージョンが好き。段原さんソロのインパクト。
- PINK CRES. : トウキョウ・コンフュージョン
- 近未来な「トウキョウ」がバッチリ描写されたファンキーな楽曲。雅ちゃん小林さん二瓶さんの役割分担がきっちりできてる。
- アンジュルム : 恋はアッチャアッチャ
- はちれらデビュー曲。オリジナル版の前半での太田さんの「しろくじちゅー」と伊勢さん「踊りたいの?」が好き。
- カントリー・ガールズ : 夏色のパレット
- カントリー・ガールズっぽい爽やかで可愛らしくて甘酸っぱい楽曲。ユニゾンがキラキラしちゅう。
- BEYOOOOONDS : 不思議の国のアリスたち
- こぶしファクトリー : GO TO THE TOP!! (アカペラ Ver.)
- 今のこぶしアカペラの基本形という気がする楽曲。各人の役割分担も判りやすい。オリジナルの「GO TO THE TOP」自体が持つシンプルな構成がうまく効いていて、ちょっとした外部のイベントなどで非ヲタのみなさんにご賞味頂くのに適してると思う。
- 鈴木愛理 : Escape
- もう、情熱的な第1音から好き。とにかくオケと愛理さんの声とコーラスのバランスがいい。「オーゥア、オーゥア」。
- カレッジ・コスモス : 幸せのありかはどちらですか
- 冒頭秋月さんの「その低さから入りますか」ってぐらい低いところから入る歌唱好き。カレッジ・コスモスらしい歌詞とサビのユニゾンの聞き心地がよい。初期の楽曲に比べてちゃんとソロパートもがっつり用意されてるところが良い。
21-30位
- つばきファクトリー : あなたを救いたい
- BEYOOOOONDS : みんなライバル
- 演劇女子部「不思議の国のアリスたち」の劇中歌。不穏な響きのピアノから始まる楽曲。みんなで力を合わせようという山﨑さんとそれに同意する高瀬さんに対して他のアリスたちが「ライバルは戦って打ち破る敵」と言って聞かす歌。「当たり前のこと」を一人ずつ列挙していく所が大好き。特に舞台では「王子様とお姫様が恋に落ちるように」を可愛らしい声で歌う西田さんが最後に見せる冷たい表情にグッとくる。
- BEYOOOOONDS : 小夜曲“眼鏡の男の子”
- 小林さん演奏のピアノ曲。ほのかに坂本教授みある曲調。「あ、さてさて」とか言ってたものがこんなにエレガントになるものかと。
- つばきファクトリー : 夢物語
- 演劇女子部「遙かなる時空の中で6 外伝 ~黄昏ノ仮面~」の劇中歌。鬼と人が手を取り合っている夢を見た小片さんのソロ曲。和風テイストな曲調で小片さんの安定した歌唱が楽しめる。
- つばきファクトリー : 鬼の仮面
- 演劇女子部「遙かなる時空の中で6 外伝 ~黄昏ノ仮面~」の劇中歌。鬼の一族である岸本さん須藤さん小野田紗さんの歌唱。小野田ルードくんのソロ最高。
- アンジュルム : 人生、すなわちパンタ・レイ
- こぶしファクトリー : Come with me
- 広瀬さんフィーチャー曲。とうとうジャズもやりだしたこぶしファクトリーのオシャレでアダルトな楽曲。間奏のベースとフェイクも格好いい。でも最終的にはこぶしらしい力強さを見せてくる歌詞。
- こぶしファクトリー : 好きかもしれない
- 切ないソロから始まる井上さんフィーチャー曲。間奏明け2:56からの井上さん震えるようなソロ「ほんのちょっとだけちょっとだけ」はあかんやろ。ガツーンとしたソロも歌える人が披露する心細げな声色って「おうふ」ってなるよね。
- BEYOOOOONDS : きのこたけのこ大戦記
- つばきファクトリー : 残された未来
31-38位
- BEYOOOOONDS : 伸びしろ ~Beyond the World~
- あからさまな「エンディング」曲。「のびしろ」のフレーズが印象的。ゆったりと始まったと思ったら後半でゴスペルチックに畳み掛けてくる。終盤の掛け合いは是非とも実際に見てみたい。小林さんの「羽ばたくのさ」も良い味出してる。
- Juice=Juice : 運命
- 演劇女子部「タイムリピート~永遠に君を想う~」の劇中歌。諦める稲場さんと諦めない佳林ちゃんのうた。それぞれソロで歌った後での終盤の「運命、明日を変えよう」からの2人の歌唱が格好いい。稲場さんの硬質な高音と宮本さんの広がりのある低音の重なりが綺麗。ソーマくんガンバレ。
- モーニング娘。'19 : I surrender 愛されど愛
- 「ありえない」うた。モーニング娘。らしいリズム曲。
- 鈴木愛理 : IDENTITY
- Escapeから一転、爽やかな楽曲。シンプルなドラムとギターが気持ちいい。
- つばきファクトリー : さざめきの夜
- 演劇女子部「遙かなる時空の中で6 外伝 ~黄昏ノ仮面~」の劇中歌。小片さんと岸本さんの楽曲。小片さんが好きな曲らしい。「しじまー」。
- こぶしファクトリー : チョット愚直に! 猪突猛進 (アカペラ Ver.)
- こぶしのアカペラのなかでもそれぞれの声のバリエーションが楽しめる一曲。「おういぇーい」。
- カレッジ・コスモス : わたし革命
- 間奏明けの「鳴らせファンファーレ」の節回しが好き。
- 鈴木愛理 : DAYLIGHT
- シリアスめの曲調。すごく特徴的な部分というのはないけど聞き心地が良い。
MV部門
1位. BEYOOOOONDS : ニッポンノD・N・A! (3 pts.)
多くの楽曲に投票したいので楽曲/MV部門で被らないようにしたかったけど両方で投票せざるを得ない作品。明るい未来しか感じられない楽曲にふさわしい映像。各個人に合わせた身軽な衣装と躍動感溢れるダンス、珍しく大量のエキストラさんやトオルちゃんも出てくる賑やかさ。終盤で集まったときの右端、里吉さんの重心低めな姿勢が大好き。欲を言えば4:19のタタタタタタタタの所で回転しながら中央に移動する山﨑さんがMVに収められてて欲しかった。
2位. つばきファクトリー : ふわり、恋時計 (2 pts.)
多くの楽曲に投票したいので楽曲/MV部門で被らないようにしたかったけど両方で投票せざるを得ない作品。金魚と蝶々と振り子時計。メンバーと映像効果のバランスが絶妙で映像だけでもドラマチックな構成。メンバーによって表情の作り方や動きの特徴が違うので同じようなパートでの見比べも楽しい。小片さんの柔らかい佇まいや浅倉さんの清冽な面持ちなども秀逸だけど、2:28の小野田さんのねっとりした所作は必見。さすがは「泣きの小野田」(当方の勝手な呼称)。
3位. PINK CRES. : トウキョウ・コンフュージョン (1 pts.)
「東京」ではなく「トウキョウ」感溢れる映像。個人的には冒頭の着ぐるみは無くてもよいと思ってる。小林さんの「ごっめんね」「すっごいね」や二瓶さんの下から迫り上がってくるブリッジを経て辿りつく雅ちゃんのサビが気持ちいい。間奏明け3:20からはケンカイヨシさんの荒ぶる「イェッヘィ、ショッファーィ、アウェィ、アウェィ、ペハッペィ、ォオウ、ォオオウ、ォオオオウ、ォオオオォォウァ……ァアアッフェーイ、フェーッヘッフー」がめまぐるしく変化する映像と共に「イカレた都市」を演出していて大好き。