【ネタバレ】舞台「グランギニョル」観劇カキナグリ レポート【適宜更新】

以下なんとなく観劇してみての感想というかレビューというか思ったことを書き殴るなど。



ここから先は舞台「グランギニョル」のネタバレを気にせず書くのでご注意ください。



※注:ネタバレを含むものの、紹介するための文章という訳ではなく思いついたことを順不同で書き殴っているだけのものであるため、これを読んでも劇のあらすじや概要などは分かりません。



まあ検索したときの抜粋でネタバレしないように上にいろいろ書いているものの、そんなに何か書くというのでもないのよね。
グランギニョル」はTRUMPシリーズのこれまでの伏線を色々と回収しつつ(時系列的に「回収」という語は微妙だけど)演出や設定に過去の舞台の要素をちりばめてあって、ネタ的には豊富なのだけれど、そういうのをひとつひとつ洗い出していくのは他人任せにしたい。
本来twitterとかで言えばいいことを12月発売予定のDVDが浸透するまでネタバレ的に言えないのでここに書いて気分を晴らすのである。

キキグレコ

2017/08/13 01:30の末満さんのニコ生でいろいろ聞いたのだけれど、個人的に一番ヒットだったのがキキとグレコの逃げた方向のお話。
「なんかこう、2人がかち合ったら、こう、ね、面白いかなと」的に具体的には何も言っていないのだけれど、グレコお前舞台の袖でこけて死んでなかったのかと。
キキたむとグレコたむがどうこうしちゃう可能性があるのかと。
マリーゴールドとキキは劇中でまあそうだろうなっていうのはあるけどグレコもくるかと。

スノウゲルハルトのTRUMP語り

自分が観に行ったのは2017/07/31月19:00の公演(8/5土13:00もチケットあったのだけれど体調的に難しそうだったので譲渡)。
開演時間の少し前に「どこだろー!」って大声で言いながら和田彩花さんが入ってきたんですよ。ぱっと見で一般のお客さんと違うオーラ放ってるのに大声出すんですよ。
で、あやちょさん、タケちゃん、佐々木さん、上國料さんがぞろぞろと中央の関係者席に座ったんですよ。
で、開演してなんだかんだやったあと、ゲルハルト・フラ様がダリちゃん相手に「とぅるー、おぶ、ばんぷ」ってTRUMPのお話を始めるんですよ。

スノウがリリーに「TRUE OF VAMP。その英語の最初と最後の文字を繋げてTRUMP」とか言ってるときと同じ旋律に乗せて、スノウとはちょっと違う内容だけれど、喋り方はスノウと同じ調子で、熱に浮かされたようにゲルハルトがTRUMP語り。
それ、スノウであったあやちょさんがリアルタイムで観てるんですよ。舞台の中央にゲルハルト、客席の中央にあやちょさん。
単に「同じ単語を言う」とか「同じ行動をする」とかだったらそうでもなかったのだけれど、BGMと口調と話題が同期してるのをあやちょさんがどう見てるのかって思いながらあやちょさんと同じ舞台を眺めるというね。
そのシーンの間ずっとゾワゾワしてた。
これはあの日あの場所だったからこそ得られた貴重な体験であったなと。

みんな大好きハンスたむ

ハンスいいよね。ハンス。
末満さんがコメディやりたいと言ってるけど、ハンスのスピンオフとかコメディにいいんじゃないかと。
従僕従順歌劇「執事ハンスの奇妙な日々」
でもそのコメディの未来にはグランギニョルによる最期が待ち構えてるの。ああ無情。

「TRUMPシリーズのなかでのTRUMP」あるいは「TRUMP OF TRUMP」

ここにきてグランギニョル全然関係ない話で恐縮ですが、初演TRUMP、再演TRUMP、D2版TRUMP、NU版TRUMPときて、NU版TRUMPって「TRUMPシリーズのなかでのTRUMP」を結構意識してるよね。
でもね、登場人物であるTRUMPって周りの人たちが苦労したり大変な目にあったりワイワイしてるなかで周りの人たちの事情とか関係なしにマイペースに好き勝手なことしてるよね。
舞台「TRUMP」もそうあって欲しいので、自分の中では「TRUMPシリーズ」の事情とか眼中にない原初のTRUMPがやはりTRUMPの中のTRUMP、まさに「TRUMP OF TRUMP」であるなと。
なんの話だろうね。

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